「宮城教育大学付属幼稚園」は宮城県内唯一の国立の幼稚園です。広い園庭で力いっぱい遊ぶことができ、最先端の幼児教育を子どもに受けさせてあげられる。しかも、エスカレーターで中学校まで進学でき、高校進学実績も申し分ないとなると、子どものために入れてあげたいと思う人も多いのではないでしょうか。宮教付属幼稚園に行って感じた驚きや感動をまとめた記事はこちら
自分の子どもを宮教付属幼稚園に入れたいけど条件や入試のことが気になる、という方がこのブログを読むことで、受験ができるのか確認することができます。共働き家庭が子どもを宮教に入れる方法も考察します。
登園範囲は仙台市街地。車送迎はNGです
宮教付属幼稚園は仙台市青葉区上杉にあります。そこからおおよそ2km圏内ということもあり比較的街中に近い地域が通園区域となっています。後述の区域一覧に該当しない方はそもそも受験が難しいようです。子どもの教育のことを考えて上杉エリアに住む方もいると聞いたことがありますが、宮教付属経歴の学校に通わせたいご家庭も一定数いらっしゃるのかもしれませんね。
また、宮教付属幼稚園では原則的に車送迎が認められておらず、徒歩、自転車、バスで通える範囲のご家庭のお子さんが入園対象になっています。以下の図表の赤字のエリアにお住まいの方は、申請すれば車送迎が認められる可能性もあるようです。
共働きには厳しい?預かり保育はなし。
宮教付属幼稚園の1日のスケジュールは以下のようになっています。
午前8時40分登園、午後1時降園
しかも、共働き夫婦にとっての天から垂れる蜘蛛の糸、預かり保育・延長保育の制度が宮教付属幼稚園にはありません。
そのため、1時には園へのお迎えが必須です。共働き家庭の場合は、フリーランスや完全フレックスで時間の融通がきく、おじいちゃんおばあちゃんがお迎えに来てくれるなどの条件が合致していることが入園するにあたり必要な条件になりそうです。
園に祖父母送迎について確認をしたところ、明確にダメという回答ではなかったですが、原則としては両親による送迎か好ましいということでした。フル共働き夫婦のうち、終わった‥!
その他、宮教付属幼稚園はPTA活動が活発です。どの役を引き受けるかで負担は大きく変わるようですが、それなりに活動へ時間を捻出する必要がありそうです。幼稚園見学に行った際もPTAの方がお迎えしてくださいました。(ちょっとびびってしまったのはここだけの秘密‥)
なので、日々の登園やPTA活動があっても支障なく日々暮らしていけそうかどうか、は冷静になって考えてみるのがいいかもしれません。
ちなみに、全国には約50の国立幼稚園があるのですが、そのほとんどが預かり保育、延長保育を実施していませんでした。今の時代の潮流に取り残されている気がしますね。
何にせよ、共働き家庭には国立幼稚園である宮教付属幼稚園は入園のハードルが高い、ということがわかりました。
入園試験、難易度は?
諸観察:幼児,面接:幼児・保護者
宮城教育大学付属幼稚園ホームページ掲載 募集要項より引用
過去の口コミなどを見ても、諸観察では、お友達と一緒に遊べるかといった基本的な社会性が身についているかを見ているようです。
面接では、名前を聞かれて答えられるか、など特別な対策をしていなくても問題ないようでした。むしろ親へのちゃんと通わせられるのか、といったところが見られているのではないかな、という気がします。
2024.1.23時点で2次募集に関するお知らせがホームページに掲示されていました。1次募集では全ての枠が埋まらなかった模様です。やはり前述の預かり保育がないことやPTAの縛りなどがハードルになっていのでは、とアシカは考えています。
共働き家庭のお子さんが宮教付属幼稚園に通うには?
共働き家庭だとしても、お子さんにとっての良い環境を諦めたくない、と思う方は多いのではないでしょうか。むしろ、そのために一生懸命働いているのだと考えている人のほうが多いと思います。そのためのプランは大きく2つです。
その1!自由な働き方を手に入れる!
その中でオススメの方法は3つ。
- 転職をして、働く時間に融通がきく職につく。
- 御夫婦どちらかがキャリアアップにより収入を上げ、どちらがパートタイムになる。
- ブログ、SNSで収益を上げる
その2!退園後、幼児預かり教室に預かってもらう!
上杉エリアには未就学児を対象にした預かり保育(学童)を実施している民間の事業者が複数あります。降園後、そういった教室で色んな体験をしながら親の帰りを待ってもらうというのも、子どもにとってはいいかもしれません。
預かり施設オススメ2選!
・英語を楽しく学ばせたいなら!Kids Duo 上杉
・付属幼稚園から徒歩5分!アフタースクール MIGAキッズ
ただし、幼稚園へのお迎えは家族の中で完結しないといけないため、その部分だけは仕事を中抜けするなどして調整が必要になります。なので、アシカのオススメは自由な働き方を手に入れること!子どものために、環境はできるだけ整えてあげたいのが親の性ですよね。共働きで宮教付属幼稚園への入園が気になっているお父さん、お母さん!一緒に頑張りましょう!
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